ジン

ジンってどんなお酒?原材料や、製造方法を解説します!

こんにちは。
ふろしきです。

最近、世界4大スピリッツ(ジン、ウォッカ、テキーラ、ラム酒)についての記事を順番に書いていっています。
これらについて、もっと詳しくなりたい欲が増してきました。

色々のんで、勉強します。

現時点は、テキーラとラム酒についての記事ありです。
まだ読んでないという方は、読んでみてください。

ということで今日はジンについて書いていきたいと思います。

ジンってどんなお酒?

みなさん、ジンって聞いてどんなことを想像しますか?
大体と方はジンと聞いて、「ジントニックのあれでしょ?」という感じだと思います。
私もちょっと前まではそうでした。

ジンとは、4大スピリッツにも入るとても有名なお酒です。
原材料として、大麦やライ麦、トウモロコシなどの穀物を原料とした蒸留酒に杜松(ねず)の実(ジュニパー・ベリー)や他のボタニカル(香草や薬草)で再蒸留して香り付けされたお酒です。
メーカーによって独自でボタニカル(植物)を配合し、様々な風味のジンが造られています。

最近では、クラフトジンと言って小さな醸造所でこだわって造られたジンがブームになってきています!

ジンの製造方法

ジンの製造方法Mapを描いてみました。

※原料のサトウキビには既に糖が入っているので、糖化までの工程を省略することが可能です。
※一回目の蒸留後に蒸留酒ができるので、その後再蒸留工程にて多種のボタニカルを加えて再蒸留して香り付けします。
※一回めの蒸留は連続式蒸留器を使用し、再蒸留工程は単式蒸留器を使用する。

ジンの種類

ジンは造られた国や製造方法によって大きく分けて6種類に分かれていますので紹介します。

ドライ・ジン

ドライ・ジンはロンドンで造られていたジンです。
一般的にジンといえはば、このドライ・ジンのことを指します。純度が高く、ジュニパー・ベリーや柑橘系の爽やかな香味が特長で、カクテルのベースとして世界中で人気です。

ロンドン・ジン、イングリッシュ・ジンなどとも呼ばれています。

ジェネバ

ジェネバはオランダで造られているジンです。
他にもダッチ・ジュネヴァ、イェネーフェル、ホランズ、スキーダム などとも呼ばれる。

別名多すぎですね。笑

ドライ・ジンと異なる点として、蒸留と再蒸留工程で連続式蒸留器ではなく、単式蒸留器が使用される。
単式蒸留機を使用することにより、香りが濃厚で、麦芽の香りが残ります。したがって、ストレートで飲まれることが多い。

シュタインヘーガー

シュタインヘーガーはドイツのシュタインハーゲン村で生まれたので村の名前がつけられてています。
香り付けに使用されるジュニパーペリーを発酵させて単式蒸留器してから、グレーンスピリッツを加え再蒸溜する。
風味がドライ・ジンより優しい味です。

オールド・トム・ジン

イギリスで現在のジンが造られてる以前のジンで、雑味を抑えるために砂糖を加えて造られたジンです。
現在はほとんど生産されていません。

プリマス・ジン

18世紀からイギリス南西部のプリマスという地域ででつくられるジンです。
香りが強く、ほのかに甘味のあるのが特徴です。プリマスという地域はイギリス海軍の軍港で、海軍御用達ジンと知られています。

コンパウンド・ジン

ボタニカルを加えて再蒸溜していないジンです。
グレーンスピリッツ(蒸留後のお酒)に香草や薬草、糖分などを加えただけのジンです。
非常にシンプルなお酒ですね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ジンまとめ

・ジンとは、蒸留酒に杜松(ねず)の実(ジュニパー・ベリー)や他のボタニカル(香草や薬草)で再蒸留して香り付けされたお酒
・製造方法の特徴として、蒸留酒に様々なボタニカルを加えて再蒸留して香り付けされる
・ジンは大きく分けて6種類に分類される
・世界的にクラフトジンがブームになっている

この記事でジンの一般的な知識を知れたと思います。
ジンも奥が深そうなので、面白いですね。

最近では、日本のクラフトジンも世界で人気なので、みなさんにも試してみてもらいたいです。
かなり美味しいです。

それでは、皆さん、また明日!

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